日本で単に「ソリティア」と呼ばれるゲームは、多くの場合クロンダイクを指します。52枚のカードを7列の場札と山札に分け、場札を赤黒交互の降順で整理しながら、4つの組札へ同じスートでAからKまで積み上げればクリアです。
ソリティアとクロンダイクは同じ?
厳密には同じではありません。ソリティアは1人で遊ぶカードゲーム全体の呼び名で、クロンダイクはその中の代表的な1種類です。Spider、FreeCell、Pyramidもソリティアに含まれます。このガイドでは、Windowsなどで広く知られたクロンダイクの一般ルールを説明します。
盤面にある4つの場所
- 場札:中央の7列。表向きカードを赤黒交互の降順で重ねます。
- 組札:通常は右上の4か所。同じスートのAからKまでを昇順に積みます。
- 山札:最初に場札へ配らなかったカードです。動かせる手がないときだけでなく、必要なカードを探すために使います。
- 捨て札:山札からめくった表向きカードの山です。原則として一番上だけを使います。
最初にカードをどう配る?
左端に1枚、次の列に2枚と増やし、右端が7枚になるように合計28枚を配ります。各列の一番上だけを表向きにし、残る24枚を山札にします。ブラウザ版では自動で配られますが、枚数を知ると裏向きカードを開く意味が分かりやすくなります。
クロンダイクの4つの合法手
- 場札へ置く:移動先より1つ小さく、反対色のカードを置きます。黒10には赤9を置けます。
- 連続列を動かす:赤黒交互の降順になった表向きのまとまりは、条件に合う別の列へまとめて移せます。
- 空き列へKを置く:一般ルールではK、またはKから始まる有効な列だけを置けます。
- 組札へ送る:Aを土台に、同じスートの2、3、4と順に積みます。
1局を進める基本順序
- 山札をめくる前に、見えている場札だけで裏向きカードを開けないか確認する。
- 同じ数字の候補が2枚あるときは、動かした後に多くのカードが開く方を比べる。
- Aや低いカードを組札へ送り、新しい置き先を作る。ただし場札の連結に必要なら急いで上げない。
- 空き列を作る前に、そこへ置くKまたはK列を決める。
- 場札で手が止まったら山札を進め、使えるカードの位置を覚える。
単に動かせるカードをすべて動かすのではなく、「裏向きカードが開く」「空き列ができる」「次の置き先が増える」手を優先するのが基本です。
1枚めくりと3枚めくりの違い
1枚めくりは山札を順番に確認しやすく、基本ルールを覚えるのに向いています。3枚めくりでは、捨て札の一番上だけを使うため、必要なカードへ到達する順番も計画します。山札の周回回数はゲームによって異なるため、現在の画面内設定を確認してください。詳しくは1枚めくりと3枚めくりの比較で解説しています。
初心者が最初に避けたいこと
- 置けるカードを目的なくすべて組札へ送る。
- 置くKが決まっていないのに列を空ける。
- 裏向きカードを開ける手より、見た目だけ長い列を作る。
- 山札を連続でめくり、重要カードの位置を見失う。
- 別のゲーム版で覚えた周回回数やUndo条件を当然だと思う。
具体例は初心者が避けたい7つのミスにまとめています。
実物のトランプとブラウザ版の違い
基本の並べ方は同じですが、ブラウザ版には合法手の強調、ヒント、Undo、自動組札、得点、時間計測などが付く場合があります。反対に、山札の周回制限や組札から場札へ戻せない設定もあります。Solitaire JPでは一般ルールと個別ゲームで確認できた機能を分けて記載します。
ルールを確認したら実際に遊ぶ
クロンダイク・ソリティアを無料でプレイし、最初の数局は勝敗より「裏向きカードを何枚開けられたか」を確認してください。動けなくなった場合は詰まりを見直すチェックリストを順番に使うと、見落としと過去の判断ミスを分けやすくなります。