SOLITAIRE JP編集部

ソリティアで動けないときのチェックリスト

一般ルールと掲載ゲームの実装差を区別して、Solitaire JP編集部が確認しています。 編集方針

ソリティアで「もう動けない」と感じても、必ずしもその局が解けないとは限りません。合法手の見落とし、使えるカードの順番、数手前の選択によって止まっている場合があります。焦って新しいゲームを始める前に、盤面を一定の順序で確認すると原因を切り分けやすくなります。

確認順序:①見えている合法手、②裏向きカードを開く手、③組札から戻せるカード、④空き場所の作り方、⑤山札・捨て札の順番、⑥元に戻すべき分岐、の順で見直します。

1. 見えているカードを端から確認する

場札を左から右へ、組札、山札・捨て札の順に一度ずつ見ます。同じ場所を行き来すると、目立つ列だけを繰り返し見てしまいます。クロンダイクなら赤黒交互の1つ下、フリーセルなら空きセル、スパイダーなら同一スートの接続候補を探します。

ヒント機能がある版では参考にできますが、ヒントが示すのは「可能な手」であって、常に最善手とは限りません。

2. 次の選択肢を増やす手を探す

カードを組札へ1枚送るだけの手より、裏向きカードを開く、空き列を作る、フリーセルを空ける手を優先して検討します。重要なのは現在の手数ではなく、その後に選べる手の数です。

  • 動かした下から新しいカードが見えるか。
  • 列を空にした後、置けるカードが決まっているか。
  • 一時置きしたカードを2〜3手後に戻せるか。

3. 組札へ上げすぎていないか確認する

クロンダイクやフリーセルでは、低いカードを組札へ送ると場札の接続に使えなくなることがあります。現在の版が組札から場札へ戻せるなら、必要な色のカードを一時的に戻すことで列がつながる場合があります。

ただし、戻せるからといって無条件に戻すのではなく、そのカードがどの列を開き、戻した後に再び組札へ送れるかを確認します。

4. 空き列と一時置き場を資源として数える

空き列は完成後の置き場ではなく、順番を組み替えるための作業台です。クロンダイクでは通常Kから、フリーセルでは任意のカードから置けます。Spiderでは混在列を分解するために特に重要です。

フリーセルで長い列を動かせない場合は、移動可能枚数の計算を使い、空きセルや空き列をあといくつ作ればよいか逆算します。

5. 山札をもう一度同じ順序で見る

クロンダイクの3枚めくりでは、捨て札の一番上を使うと次に見えるカードが変わります。必要なカードを見つけても置き先がなければ、場札側に受け皿を作ってから次の周回で取ります。1枚めくりと3枚めくりの詳細は比較ガイドで確認できます。

Spiderで山札が残っている場合も、すぐ配る前に現在の列を整理します。新しい配札は解決策になる一方、整えた列を再び覆います。

6. 元に戻すなら最初の分岐まで戻る

直前の1手だけを戻して同じ手を選び直しても、原因がもっと前にあれば改善しません。「同じ数字のどちらを動かすか」「空き列へどのKを置くか」「山札のカードを使うか」という最初の分岐まで戻り、別の結果を作れる手を選びます。

Undoの有無や回数はゲームによって異なります。利用できない場合は、次の局で同じ失敗を見つけるため、詰まった原因を一つだけ覚えておくと上達につながります。

ゲーム別の最終確認

ゲーム最後に確認するポイント
クロンダイク捨て札の下、裏向きカード、組札から戻せる低いカード
スパイダー同一スート列の接続、空き列、山札前にできる整理
フリーセル空きセル数、移動先に使わない空き列、安全に上げられる低いカード
ピラミッド合計13の別の組み合わせ、覆っているカードの共有関係
トライピークス/ゴルフ山札を使う前に続けられる別の上・下ルート

「詰み」と「解けない配札」は同じではない

現在の局面から勝てないことと、最初からどの手順でも勝てない配札は別です。自分の選択で行き止まりになった可能性も、配札や実装の条件で勝てない可能性もあります。詳しくはソリティアは必ず解けるのかで整理しています。

別のルールで考え方を試したい場合は、ソリティアゲーム一覧から、情報が見えるフリーセルや列整理型のスパイダーを選んでください。